過去の作例

ここ5年余りの工事例を掲載致します。



こんな依頼がありました。杵です。


完成です。

依頼を受けてから、3年ほど経っていました。




障子の依頼がありました。
少しラフに!とのことで桟を太く、格子を荒くしました。
紙は遊び心で雲竜を貼りました。材料は地杉を使用しました。



   



  

枠はタモ材、鏡板は杉板の無垢板を使いました。

   

    

猫の出入りが面倒なので猫ドアー付きの扉の依頼がありました。

既製品の濡れ縁が腐れてしまい交換の依頼がありました。
新規の濡れ縁は、青森檜葉で作りました。
塗装の上塗りは施工しませんでした。

俎板作りました。販売致します。

注文品です。杉の赤身で作りました。


今時、珍しい注文が来ました。衝立です。
昼寝するときの目隠しだそうです。
洒落たおばさんでした。

食器棚の依頼がありました。
材料はタモ材を使いました。
手造りですので誰でも出来ます。でも、どこにも売っていません。


  

   

庭に小振りのサンデッキが欲しいとのこと。完成後、お気に入りのようです。

小振りのテ−ブルと小さ目のごつい椅子が欲しいと。

    

足部分は、青森檜葉を使いました。

    


座板は欅の無垢材を使いました。
4枚、共木にしたかったのですが揃いませんでした。
お尻が当たる部分を、敢えて奥を深く、手前を浅く
丸鑿の跡を残しました。


     

中央のテ−ブルは以前作った物を、家族構成が
変ったので半分に切り、足の高さを変え
コ−ヒ−テ−ブルにしました。


  



  



祖父母の嫁入り道具だそうです。
約、80年前だそうです。引き手を取り替えました。
総桐製でしたので、水洗いのみで仕上げました。

 


音響製品の、スピーカーボックスの制作は依頼されたことは有りますが、アンプボックスは初めてなのでどんな物か創ってみました。


   


なるべく重厚にとの依頼で、タモ材の33oを巾広の在庫が無く二枚を
接ぎ合わせました。
制作過程で機械加工ができず、重さもかなりあり組子の取り回しには
二人がかりでした
これ以上、部厚にすると搬入が出来ず組み立ては現地組み立てになる程の重量でした

何とか、設置しましたがアンプボックスが音に影響するとは初めての経験でした


設置完了、施主曰く『抜群の音感と臨場感』だそうです。



新築工事、等のお祝いに差し上げるのだそうです。
楔の状態も良いみたいです



  

以前から時間が余ると、新人が何か作り始めました。余材ですので見て見ぬ振りをします。




樹齢約、200年 杉板の端切れ
格子天井の、天井板を無駄の無いように慎重に
木取りをしているところです

市販されている介護補助器具では
サイズが合わず、特注依頼がありました。
保険の対象外とのこと。
福祉と文化の継承には、文句のない仕事ですが?


お宮が完成致しました。
「格好物」と言い、何度作っても
バランスの良い物は出来ません。




この所の悪天候で、外仕事が出来なく、
随分前に、依頼されたお社です。
こちらの都合で、仕事ができるのはありがたいことです。

   

  

   

材木屋さんで雨ざらしに
されていましたもので、テーブルを作りました。
松材は、雨に弱く灰色の部分は、腐れ始めていました。

中央部分の腐れは、ブビンガで埋木しました。

  

テーブル天板の、製作過程です

 

数年ほど前、神社境内の欅が風で倒れ(風倒木)
縁起物でもありその一部を買い受けました。
製材後判明したことですが、
幅、長さ共に申し分ありませんでした、しかし、
材の中心に大きな室、(むろ)節、”あて”が有り、
細切れにするか、薪にしかならない大木でした。
板中央にある節、あて、を取り除き埋木をすれば、
座卓かテーブルに使えるのではないか?

埋木も共木(同じ木)を使うのが定法ですが、
ぎりぎり一杯の材なので他の欅板を使いました。

使う材料が余りにも癖がありすぎ、
指物職人、建具職人が使う端正な道具では
加工が難しく、大工の
ごつい刃物を使いました。
大工が作ると出来上がりが、どこかごついのは
道具の所為かもしれません。

    

埋木が埋め込まれたところ。


完成


本来、捨ててしまう端材にどれ程の作業時間を要したか。
どれ程の労力を使い切ったか。
しかし、完成してみれば、樹齢200年余りの風格は
遺憾なく発揮していました。
後、使い手により後200年余りの生命が受け継がれます


   

施主さんのタモ材の希望で机の依頼がありました。
乾燥した板割り、角物の在庫がありましたが、
雑木材ですので完成後の暴れが心配でした。
接着剤は使用せず、組み立てはほとんどを組子にしました。


!ついに!完成いたしました。若者が5年も費やして出来た、手作り看板です

看板自体(?)は、なかなか好評のようです。


3年がかりの看板が、完成間近です。設置後は掲載いたします。

 

浴室用の椅子ですが、用途は自由にお考えください。
木曽檜の階段材の端材で作りました。
全て、組子で作りました。
w260*D180*H180

   

杉の木目を生かした、コーナーボードです。

我孫子市n邸


釘打ち付けは避け 将来 腐れによる
部材交換を可能にする工法を選びました


建物と塀の間隔が些少な為、採光、通気と
目隠し効果を得るため、頭巾格子を選択いたしました。


材料は青森ヒバを使いました。
単価は、アルミ門扉と大きな差は無く、
施主さんの了解を得て作成いたしました。


十年後、塀の経年変化により
街路樹の木蓮との街並みを楽しみにしています。









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