住宅の改修、改築、増築工事

最近、特に増加しているリフォーム工事を紹介いたします。


今時の塗り替え工事が済みました。

  


竹塀の経年劣化激しいので、交換の依頼がありました。
竹は季節物なので切る時期が難しく、一年近く待たせてしまいました。
施主さんがビニ-ル製は嫌だとの事でしたので、待った甲斐がありました。



何とか完成致しました。施主さんも納得していまし。

部屋を広くしたいとのことで、柱を1本抜くことにしました。
二階が乗っているので難関でしたが、無事撤去できました。

   

洋材(ブビンガ)床材が汚れ、国産材(桧)に張り替えました。
流し台のベ−スは再利用し天板タイルは貼り替えました。

    

   

二十年前程前に設置した、数寄屋門の引き戸の下桟が腐蝕してしまい
引き戸が移動不能になり下桟のみ補修しました。
全て新規にするのでは無く、古い雰囲気を残しました。
新規と古い部分の色違いは2,3年後見分けが出来なくなります。

   

高圧洗浄前と洗浄後です。基材まで剥離してしまいました。

完了

前回の塗り替えは、飛び込みの業者だそうです。
それでも名の有る業者でしたのでお願いしたそうです。
洗浄課程を省略したか、明らかに塗料材の選択間違えです。
施主さんには事情を説明し追加費用をお願いしました。

  

約、35年前の公庫融資の浴室改装です。
当時の融資対象の高基礎工事仕様です。
現在は廃止されています。
土台の腐蝕が激しく入れ替えをしました。
外壁の解体をせず完了しました。

  


同時進行で工事しました。近くの現場でしたので出来ました。


  

キッチンのカウンターが不要になり撤去を依頼されました。
撤去した板をテーブルに再生しました。
施主さんは、これが以外にお気に召したようです。

車が不要になり、車庫にサンデッキの依頼がありました。
檜の木製にしました。

   


  

約、35年前の格天井です。格子を水洗いをしただけですが
当時の杉杢が出ました。新建材ではこうは、行きません。
無垢材の持ち味が出ました。

  


リフォウム補助の対象工事でした。
10月中頃の長雨に相当苦慮しました

   

下台の扉と引出が壊れてしまいました。
蛇口とボールがお気に入りとのことで、再生してあげました。

築、五十年余りの玄関引き戸を同様の木製引き
戸にと施主さんの希望でした。

枠材は、尾鷲材の赤身部分を使いました。
腰板は地木の杉、根杢を使いました。
硝子にはポリカを使いました。







我孫子市住宅補助対象工事です。


近所のお得意さんから外装の
塗り替えの依頼がありました。
目視では、それ程の劣化は見られませんが
前回からの経過時期が良いのではと
外装改修にいたりました。
市の補助金をお願い致しました。

  

以前、リフォーム工事時、外壁の水切りの施工不良により
雨水が室内に侵入し外壁も腐蝕、再工事しました。


  


震災時、棟の崩れが応急補修のままでしたので
今回、再工事しました。
震災が起きるたびに、瓦の不評が発生しますが
瓦工事業者も施工方法の改良を加えています。

どんな工法も完璧はありません。
我々も職方と切磋琢磨し、より良い住まいを作っていきます

完了しました。
補助金の申請も住みました。

システムキッチン交換の依頼がありました。

   

当時は主流の幅広シンクでしたが、家族構成が変わり
調理台を幅広にし,自動昇降式の食器乾燥機を取り付
けました。

介護住宅改修

     

     



   

主人の体調の悪化により、急遽、介護施設の施工依頼
がありました。市職員や材料手配、職人の段取り等に
無理なお願いでしたが短期間に施工出来ました。

我孫子市の補助金制度対象工事になりますが
2年前に内部のリフォウム工事に使ってしまい
今回は、申請出来ませんでした。

工事前、屋根材の劣化が激しい。

  


前回の屋根の葺き替え工事も適切では無く
雨漏りが発生してしまい補修工事の依頼も無視され
たそうです。
又、外壁の塗り替え工事が適切で無く、塗装も剥離が
激しく外壁、木部の塗り替えも同時進行しました。


  

前回の防水紙の防水効果が弱く下地材が(コンパネ)
に漏水が見られ、下地材と防水効果の高いルーフィン
グを施工しました。


この時に、発生する屋根材のアスベスト処理に困惑
するのです。他工務店では、既存、屋根材に重ね張り
してしまい産廃処理の先送りしてしまいますが、
今回は施主さんの了解を得て廃棄物処理を行いました。
費用の負担が重荷ですが、私としても正規の処理を
薦めています。

  


僅か、25日余りで完成致しました。

外部工事は天候に左右されます。
施主さんの普段の行いが良いのか?
荒天は1日もありませんでした。



全面改修前


   

屋根の外観状況が非常に悪いので、天井を剥がし小屋裏状況を
確認したところ、左写真の隅木継ぎ手の金物が意味不明で屋根が
約、5センチの沈下が見られる。
右写真、梁が余りにも細く継ぎ手金物ともに、10センチの沈下が
見られ、屋根下地自体も漏水で激しい腐蝕が見られる。
大手ハウスメーカー Tの三十年前の施工です。



小屋組の補強完了後です。


   

屋根下地材のベニヤが漏水により完全な腐敗状態です。
垂木はまだ再利用可能な状況ですので、
再利用しました。
そもそも、屋根下地にベニヤを使用すること自体間違っています。
内地材を使えばこうはならない


完了後

減築工事

既存建物が大きすぎて、将来の管理の困難
と築年数を考慮して建て替えるか、増築か
減築工事?に施主さんは困惑していました。
制度上、既存部分を残しての増築工事、又
新築工事も困難とのこと。
減築なら、確認申請も構造検査も不要とのこと。
おかしな制度で困惑してしまいます。


   

一部の解体工事なで既存建築物の養生に苦慮しました。

この鉄骨を撤去するのではなく
再利用に十分耐えられるので内部は再構築
にします。
天井高を如何に高く取れるかが
問題です


  


築、40年にしてはレベルにそれほどの狂いはなく
小屋組も高低の修正も必要ありませんでした。鉄骨と木部の
接合には相当の配慮をしました。




未だに、こんな継ぎ手加工をしています。
金具締結よりは、強固なことは誰もが認める
工法なんですが?。
込栓は端材で作りました。










小屋組は内地材の杉材を使用しました。

















骨組みは鉄骨ですので間仕切り壁は
簡単に構成できました。

柱材、土台は紀州産の檜を使用致しました。





  


天井高が取れないので、打ち上げの格天井とし
材料は、尾鷲の杉を使いました。吸い付け桟の仕口等
かなり、手間暇が掛かりましたが、仕上がりは申し分はありません




在庫がなくなりましたので、材木屋さんに
問い合わせると、根杢が有りましたので
購入を決めました。
産地は、近在なので色が濃く個性が強いです。






破風板板に使います。
産地は吉野産と思います。

矢切換気を既製品では面白くないので、
上記の破風板の端材で作りました。












玄関の式台に干割れがありましたが、契りを入れアクセントにしました。

  


床板は檜、生き節(自社制作)、腰壁は杉の野地板を削り加工しました。
クロ−ゼット扉は楢突き板注文品です。

天井は尾鷲の杉板を使用しました。自社制作です。

    

和室、格天井、障子も良い出来だと思いますが、
障子の腰板の高さが部屋の大きさしては低いように思います。 
 

玄関周りです。

事前に製作した式台の収まりです。

    


目隠しの取り付け状態です。

何とか納まりました。
破風の拝み合わせも計算通りでしょうか?


余り経験の無い工法ですが、何とか仕上げるのも経験の為せる業でしょうか。